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危険物施設点検

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地下タンク貯蔵所、地下埋設配管 定期点検

  1. 漏洩検査
  2. 電気防食設備防食電位測定・接地抵抗測定

[漏洩検査]

消防法(法第14条の3の2)により、地下タンクおよび地下埋設配管の定期点検の一部として漏洩検査が義務づけられています。
当社では、事業者様に代わって、この漏洩検査業務を行っています。
<地下タンク等定期点検認定事業者 認定番号23015号>

A.検査方法の概要

  1. 加圧試験
  2. 微加圧試験 (気相部試験)
  3. 微減圧試験 (気相部試験)
  4. 液相部試験

B.検査の方法

加圧試験  
 地下タンク内の油液を空にし(タンク内部の清掃及び目視点検をする)、検査範囲を密閉します。次に窒素ガスにより20kPa(地下水位に応じて検査圧力は上がります)の圧力で加圧し一定時間(10kLを超えるタンクにあっては、大きさに応じて測定時間が延長されます)の圧力変化を測定・記録し、漏洩の有無を判断する試験です。
基本的にはタンク内の清掃もかねて行います。また、一時的にタンク内の油液を抜き取り、測定中は仮貯蔵するためにタンクローリー等の施設が必要になります。この方法ですと漏洩箇所の特定も容易になります。

加圧試験範囲

  微加圧試験 (気相部試験)
 地下タンク内に油液を貯蔵したまま、検査範囲を密閉します。次に窒素ガスにより2kPa(加圧試験の10分の1)の圧力で加圧し、一定時間(10kLを超えるタンクにあっては、大きさに応じて測定時間が延長されます)の圧力変化を測定・記録し、漏洩の有無を判断する試験です。
油液を貯蔵したままで行う、タンク内部の気相部の漏洩検査になります。
平成16年の法改正により、液相部の検査を同時に行う必要があります。
  微減圧試験  (気相部試験)
 微加圧試験と同様に検査範囲を密閉し、タンク内を僅かに減圧し大気圧より負圧にした状態で 一定時間の圧力変化を測定・記録し、漏洩の有無を判断する試験です。 (以降、微加圧試験と同様)

気相部・液相部試験範囲

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 液相部試験
 平成16年の法改正により、微加圧法等の気相部試験に付随して行わなければならない、液相部の漏洩箇所の有無を確認する試験です。
この試験には聴音検査と水位検査があります。
聴音検査
密閉したタンク内を減圧し、タンク本体または付随配管に振動加速度センサーを取り付け、タンク外部から侵入する気泡の音を検知する検査です。(ただし、地下タンクが周りの地下水に完全に水没している場合は、必要ありません)
水位検査
タンク内に磁歪式液面変位センサーを設置し、タンク内を密閉したあと減圧し、外部から侵入した水を検知する検査です。(ただし、地下タンクの周りに地下水が存在しない場合は、必要ありません)
各検査の時間は、タンクの容量や液種および現場の地下水位によって変動します。また、タンク内の残液量が少なすぎると検査が出来ない場合があります。

C.検査の周期

 基本的には1年以内に1回実施すること(危険物の規制に関する規則第62条の4第1項)になっていますが、完成検査から15年以内の施設および、タンクの構造や自主点検実施等で3年以内に1回の実施になる場合もあります。
詳細はこちら(pdf 1,538kB)をご参照下さい。

D.点検結果の保存期間

 3年間

E.罰 則

 定期点検を実施しない場合
30万円以下の罰金または、拘留(消防法第44条3の3号)
 点検結果を作成せず虚偽の点検記録を作成又は点検結果を保存しなかった場合
許可の取り消し又は使用停止命令(消防法第12条の2)

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